この年、ついに初のMyCarとなるシルビアを買うのですが、大学生の時から友人と週末になると互いに親の車を出し合い、ドライブに行っていました。
もちろん周りの友人も学生だったので、現在のように前もって仕事の休みを合わせておく必要もなく、とにかく免許を取ってからというもの電車で行き難い所にも行くことが出来、何よりも自分で運転できることが楽しくてあっちこっちに行きました。
友人も運転すること事態が好きということもあり、今考えると観光地へ遊びに行くというより「今日は~~林道を走破するぞ !」とか、「どこどこの峠はダート(未舗装)だから面白そうだ」とか、そんなアホなドライブが多かったような気がします。
そう考えるとシルビアを買う以前から大分脱線し始めていたのかもしれません。
特にシルビアを買ってからは地図を広げ、走り易そうな道を探すなどして、目的地は完全に峠と化していきました。
そして、この年の五月末までは長野県の茅野市の親戚の仕事を手伝わせてもらっていたのですが、周りは全て山に囲まれ、平らな所に住んでいた自分にしてみればある意味うらやましく思えるような環境でした。
ほんの数ヶ月の間でしたが、とにかく有名なところへ行ってみました。
中でも一番印象に残っているのはビーナスラインです。
麓にはあの土屋圭市さんの「圭オフィス」もあります。この道は景色が本当にすばらしく、平日は通りも少なく快適に走ることができます。
当時はまだ有料で下から上まで往復すると5~6千円くらい取られましたが、現在は完全に無料となり、頂上の美ヶ原高原美術館からは周囲のアルプスを見渡すことができます。
しかし、連休、特にゴールデンウィークなどは全く車が動かなくなるほど混んでしまいます。
こういう時には、あっちこっちからフェラーリやカウンタックなどのスーパーカーが集まってくるのですが、クラッチがシビアなのかガクンガクンいいながら永遠と坂道発進を繰り返し、あの状態のまま上まで何時間かかるんだろうと思いながら、そういった光景を見たことがあります。
そういう時を避けて行けるのであれば、ドライブが好きな方にはかなりオススメです。
六月に入り、地元の埼玉に戻ってからは主に秩父方面に繰り出して行きます。
このころは既に有名な峠はセンターライン上のポールや、路面にうねりが付けられたりと大分走りずらくなっていました。
しかし逆にあまりにもマイナー過ぎる道だと、車の通りが少な過ぎて、路面には上から崩れてきた細かい砂利などが散乱したまま残っていて、気づくのが遅れてしまうと載った瞬間いきなりとっちらかってしまいます。
しかもこういう所で何かあった場合は、どうにもできない状態に陥ってしまいます。
こういった怖い思いを繰り返し、もっと気持ちよく走れるところはないものかと思っていたころ、地元でも車好きの知り合いも増え、筑波山の話を聞き、九月ころから筑波山へ行くようになります。
ここは道幅も広く路面も良いのですが、良い季節ともなるとドライブにくる人もかなり多くなってきます。
それに加え有料ということもあり、休日の明け方に時間を絞り、毎週のように通うようになります。
この時間は料金所もやっていませんし、たまに同類の車と互い見栄を貼って凄い速さですれ違うくらいです。
しかし油断していると山菜を取りに来ていたであろうおじいさんが、何もない森からいきなり「ガサっ!!」と飛び出して来ることもあるので注意が必要です。また、ここは(どこの山もそうですが)、下は晴れていても山頂の方は雨が降っていることもあります。
この年は、わりと早い時期から雪がけっこう降り、山頂は何回かにわたって積もった雪が溶けずに分厚い氷となり、普通に走ることもままならない状態になってしまいます。
何度か上ってはみましたが状況は変わらず、年末も近くなり仕事も忙しくなり休みも無くなってきたため、雪の解ける来年の春を待ちます。
2000年度 終わり
乗鞍高原の水芭蕉
麦草峠の白駒池
杖突峠を越えて高遠城跡へ
安曇野の大王ワサビ農場
ビーナスラインで車山高原へ
同じく上高地の大正池
上高地の河童橋